事業概要
港区内にスマートポール2基を設置しました。
Wi-Fiアクセスポイントやカメラ等のスマートポールの搭載機能を活用することで、災害時の通信確保や、通年で取得したデータの政策立案への活用、環境美化など地域課題の解決に取り組みます。
Wi-Fiアクセスポイントやカメラ等のスマートポールの搭載機能を活用することで、災害時の通信確保や、通年で取得したデータの政策立案への活用、環境美化など地域課題の解決に取り組みます。
スマートポールとは?
5Gアンテナや高速Wi-Fiで「つながる」、人流計測カメラや環境センサー等で都市環境が「見える」、デジタルサイネージで情報が「伝わる」という3つの機能を備えた次世代都市インフラです。
全体的な検証スケジュール
設置箇所
- 2023年度の成果
- ・赤坂地区1件
- ・赤坂見附地区1件
各機能・検証
① 防災対策
港区は昼間人口が多く、首都直下地震や大型台風等の災害時には多くの滞留者が見込まれるなど、災害時の対策が課題になっています。
本事業では、スマートポールの機能を活用してどのように防災に役立てるかについて検証を行います。
- 防災モードとの切替/運用体制の確立・検証
- 被災時の情報発信(サイネージ/スピーカーを活用し、テストを実施します)
- 人流の可視化
- 通信環境の提供(5G/Wi-fiの品質検証)
② 情報の発信
屋外サイネージによる行政情報の発信は、サイネージが高額という所もあって乏しい状況です。
本事業では、サイネージ活用による情報発信と人流カメラを用いた測定を行います。
- サイネージを用いた行政情報の発信
- 情報発信の効果、利用者属性の計測
- 地域の観光情報の発信
③ 環境美化
喫煙所周辺でのたばこマナー啓発やポイ捨てが問題になっています。
本事業では、人流カメラを用いて喫煙所の利用状況を把握、サイネージやスピーカーを用いた啓発効果について検証します。
- 人流カメラを用いた喫煙所の利用確認、待機列、周辺での路上喫煙の計測
- サイネージを用いた啓発活動の実施と効果測定
- 取得したデータの活用